フィッツジェラルドに憧れて

思うこと書いていくだけのチラシの裏

我思うゆえに我あり

土曜日と日曜日にかけてNETFLIXで二本の映画を見た

イノセンス」と「INCEPTION」

 

イノセンス」は「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」という押井守監督のアニメの続編で脳を電子ネットワークに繋げられた《電脳化》された人々ががいる世界で近未来SFの話だ

 

「INCEPTION」はクリストファーノーラン監督の夢を共有することができる技術がある世界の話で夢の中に潜り込み潜在意識から情報を盗むような犯罪が行われている

 

双方は全く異なる世界の話だがSFを舞台にすると呪いのように付きまとうのが『存在』というテーマだ

 

イノセンス」は自らを機械と融合することによって、人間性と呼ばれるものがとてつもなく希薄になっていて、人々が現実の世界に比べ『存在』ということにとてつもなく懐疑的なのだ

心と呼ばれるものが希釈されて、彼らの世界ではゴーストと呼ばれている

心の存在自体が不確かなのだ

 

一方、「INCEPTION」は《電脳化》と呼ばれるような突飛なことこそは起こらないが、夢を共有すること、夢を何層にも重ねることによって現実が希薄になっている

主人公である《コブ》も夢の中に理想の世界を築き上げてあたかも自分の生きてる世界がここにはないかのように夢に逃避するのだ

 

今現在、テレビで有名芸能人の夫婦の離婚騒動が取り上げられている

彼女が存在していると思われることは彼女の中には現実としてあるのだろう

 

『存在』とは僕らが認めた時点で『存在』なのかもしれない