フィッツジェラルドに憧れて

思うこと書いていくだけのチラシの裏

持たざる者の持たないこと

なんのブームかはわからないけど「ミニマリスト」って呼ばれている合理主義の成れの果てみたいな主義が日本ではもてはやされていて

コンビニや書店に行くとミニマムであることが良いことのように布教されている

日本における「ミニマリスト」の本やブログには、「無駄だから捨てた or 持たない」というふうに無駄だということが悪いことだという前提で話されている

 

ネットで、「無駄」について調べて見たけど役に立たないこととしか書かれてなかった

 

あくまでこれは僕の推測なんだけど、もともとはお金持ちの遊びの一つとして「ミニマリスト」っていうものがあって、金銭的に余裕がある中で増え続けたモノに対しての執着心を捨てるみたいなことが行われてたんじゃないかなとか思っていて

 

『持っている人たちの持たない暮らし』っていうのが賛美されているんだと思うんだよね

 

でも一方で量産型の「ミニマリスト」たちは持たざる者の持たないという選択にしかならなくて、『持たざる者の貧乏生活』の披露に他ならない

 

みんなそれを認識した上で承認されているのであれば、「ミニマリスト」を否定することは野暮なのかと思うけど

 

僕は無駄なことをすることこそが、プライベートの時間だと思うし、どうせ死んで灰になるのならば、形あるものが残っていた方が僕は嬉しいと思った